下水道が整備されることにより快適な生活ができるのは、整備された地域の方々に限られます。このため、下水道の建設費を税金だけでまかなうことは、市民全体からみれば不公平を生じることになります。
そこで、建設にかかる費用の一部を恩恵を受ける皆さんに負担していただくものが受益者負担金制度です。
受益者(負担金を納めていただく方)は、下水道が整備された区域内の土地の所有者です。ただし、その土地に地上権、質権、使用賃借、賃貸借などによる権利(一時使用のために設定されたものを除く)が定められている場合は、その権利者が受益者となります。
受益者負担金の算定方法は、地区ごとに次のとおりです。
受益者負担金は、負担金額を20期に分割し、年度内を4期に分け5年間でお支払いいただきます。
なお、負担金を一括納付していただくと、納期前に納付した納期数に応じた割合で算出した一括納付報奨金が交付されます。
受益者負担金は、土地の利用状況や受益者の事情により負担金の徴収猶予または減免を受けることができます。なお、徴収猶予または減免を受けるためには、「下水道事業受益者負担金徴収猶予(減免)申請書」を提出し決定を受ける必要があります。