旧玉里村の上玉里・小松家から寄贈され、1996年に現在の場所に移築された古民家です。1700年代末(江戸時代中期:約230年前)の庄屋格の人物の住宅と推定され、土間の部分と厩(うまや)の部分との二つの曲がりを持ち、土間全体が大きな曲がり部分を占める「土間曲がり」とよばれる形式が珍しく、分厚い茅葺き屋根が印象的です。屋内には囲炉裏やかまど、厩などが当時のままに復元され、民具などが置かれて当時の暮らしぶりが思い浮かびます。
見学だけでなく、座敷・広間・土間などを会議・講習会などにご利用いただけます。玉里史料館または民家園にご相談ください。
上囲炉裏 下囲炉裏