小美玉市内でセアカゴケグモ(有毒)が確認されました
小美玉市内でセアカゴケグモ(有毒)が発見されました
発見・状況
発見数
メス1匹
発見場所
小美玉市堅倉会社敷地内
状況
令和7年8月25日(月曜日)午後2時頃
会社敷地の電気設備(キュービクル)内においてセアカゴケグモのメス1匹を発見した旨、市へ情報提供いただいた。
同日午後2時30分頃
茨城県生物多様化センターへ連絡
同日午後3時頃
市職員が通報のあった現場を確認。他の個体や巣などは確認できませんでした。
【素手で触らないで】セアカゴケグモのメスは有毒です
セアカゴケグモはオーストラリア原産とされる小型のクモの仲間で、メスは成熟すると体長0.7センチメートルから1センチメートルほど、脚を広げると2センチメートルほどになります。
攻撃性がなく、非常におとなしい性格のクモですが、メスは強力な毒を有しており、不意に触れると咬まれる場合がございます。(オスは無毒です。)
メスの特徴として、黒い体に赤い縦条(縦方向の帯状の模様)があります。
卵のうは直径1センチメートル前後の丸くてふわふわとした球体であり、巣によっては5つほど作られることもあります。中にはおよそ数十から200個程度の卵が入っています。
以下の環境省資料もご覧ください。
環境省資料セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモにご注意ください(pdf 621 KB)
出典:環境省HP(https://www.env.go.jp/nature/intro/4document/asimg.html#toku_kumo)
駆除の方法
一般的な家庭用殺虫剤の散布での駆除が可能です。(成分名:ピレスロイド系)
そのほか、熱湯をかけたり、靴で踏みつぶすなど素手で触れない方法で駆除してください。
卵のうについても同様に踏みつぶすなど、手に触れない方法で処理してください。
(注意)セアカゴケグモは特定外来生物に指定されており、生きたまま運搬、飼育することは禁止されています。
咬まれてしまった場合
皮膚に残った毒を石鹸で洗い流し、氷のうなどで冷やしてください。
その後、速やかに医療機関を受診してください。
受診時にクモの死骸を持参すると、早期の診断・処置につながります。
発見・駆除等された場合は市役所環境課(内線1141・1142)までご連絡ください。