令和5年8月25日、百里基地に対し、周辺住民の日常生活に与える影響の改善のため、訓練の縮小と騒音軽減等に取り組まれるよう強く要望しました。

基地からは今後も誠意をもって対応していくとの回答が示されました。

〇申し入れ者：小美玉市副市長・小美玉市議会議長・小美玉市議会百里基地対策特別委員会委員長

〇申し入れ事項

1.定期的なAGG訓練及び20時以降のジェットエンジン調整や回転翼機離着陸訓練は、その騒音が住民生活へ多大な影響を及ぼすので、今後とも騒音軽減等への配慮とともに、特別訓練の実施は本市への事前連絡をお願いします。

2.現在、12時から13時までの訓練飛行は、限定期間ながら自粛されていますが、緊急事態を除き、昼時間帯に加えて早朝・夜間の訓練は、他基地からの飛来も含めて恒常的に行なわないよう要望します。

3.訓練中の航空機部品落下等の事故は周辺住民の危険と直結するので、引き続き入念な点検整備による安全飛行を確保し、軽微な不具合等も遅滞なく連絡するとともに原因の究明及び調査結果の適時報告をお願いします。

4.茨城空港の民航機着陸は1時間当たり1便とする運用について、路線拡大は本市の地域振興にとって重要要素となるため、便数制限の緩和について特段のご配慮をお願いします。

5.航空祭の開催には、基地外の駐車誘導において一般来場者のバス輸送など、交通渋滞の発生防止に努め、路上駐車等が地域住民に支障をきたすことのないよう万全の体制をとっていただきたい。