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トップ市長の部屋定例記者会見> 定例記者会見(令和7年5月30日)

定例記者会見(令和7年5月30日)

会見概要

【日時】
令和7年5月30日 金曜日 14時00分~
【場所】
小美玉市役所本庁舎2階 第2・第3会議室
【出席者】
参加報道機関:茨城新聞社、茨城放送、毎日新聞、日本工業経済新聞社、読売新聞
市:市長、副市長、教育長、市長公室長、秘書課長、各部署担当
【記録】秘書課

 

説明案件

pdf記者会見資料(令和7年5月30日)(pdf 5.55 MB)

 

質疑応答の要旨

(1)議案等に関する質疑

  • 議案:小美玉市動物の愛護及び管理に関する条例の制定について

記者:
本条例の制定については、昨年大型の犬が逃走した件を受けての制定ということでしょうか。それとも国または県の指導等により制定するのでしょうか。


担当:
特定犬の逃走というよりは、昨年、隣接自治体で野犬の群れが発生したことを受けて条例制定のきっかけとなっています。
本条例は県内市町村では10カ所目の制定となっています。

 

記者:
こちらに罰則規定はありますか。

 

担当:
特にありません。

 

  • 議案:小美玉市基金条例の一部を改正する条例

記者:
防災及び防犯に関する事業が完了したため基金を廃止するということですが、どういった事業が完了したか教えてください。


担当:
まず、小美玉市防災対策基金につきましては、平成20年度に造成し、市内の防災訓練へ使用していました。
今までは、防災訓練を市全体として実施していましたが、現在は、「共助」の部分として、地域コミュニティが主体での防災訓練へ移行をしています。
市からの防災訓練に対しての支援については、人的支援に移行しており、また基金の残高も令和5年度でゼロになったというということで、今回廃止となっています。
次に、防犯対策基金につきましては、平成19年度に造成し、主に市内の防犯灯の電気代の支払いに充てていました。
本基金は、令和6年度で残高がゼロとなり廃止することとなりました。
代替として、令和6年度に新たに小美玉市防犯施設管理基金を造成し、令和7年度からはそちらを防犯灯の電気料等に充てています。


記者:
市全体での防災訓練から地域コミュニティを中心とした防災訓練に移行しているとのことですが、こちらは自主防災組織のことを指しているのでしょうか。それとも町内会のことでしょうか。


担当:
地域コミュニティにつきましては、旧小学校区単位での活動となっています。

 

 

  • 議案:財産の無償譲渡について

記者:
旧上吉影小学校の建物を木内酒造(株)へ譲渡するということですが、市としては、この譲渡にあたってのメリットをどう考えているか教えてください。
また、土地は有償ということですが金額はいくらになりますか。


副市長:
市にとってのメリットですが、民間提案制度により木内酒造(株)から提案いただいた内容が、地域の活性化・地域振興に大きく繋がり、公益性が大きいと考えています。
また、校舎を解体する場合には、設計から解体までの費用がかかりますが、譲渡することでこの費用はかかりません。
なお、土地につきましては、この旧上吉影小学校に限らず、廃校等、市の未利用地については、原則、売却或いは貸付にしています。今回につきましても、建物は無償譲渡ですが、土地については有償貸付となります。


担当:
土地につきましては、旧上吉影小学校全体の面積は約1万8,900m2ありますが、そのうち、約5,000m2を木内酒造(株)に有償貸与となります。
年間当たりの貸付料は約80万円となりまして、これから賃貸借契約を結んでいく予定です。


記者:
この旧上吉影小学校はいつ閉校になったのでしょうか。


担当:
令和4年3月31日に閉校しました。


記者:
地域振興に繋がるということですが、市としてはどのような連携を考えていますか。


副市長:
官民連携のプロジェクトとして、6月24日に包括連携協定を締結する予定で、地域振興や観光、教育等、様々な連携を考えています。
例えば、地場産品の展開として、木内酒造(株)は県内外でレストランを展開しており、本市の飲むヨーグルトを都内のレストランで提供していただく等、調整しているところです。
それから、本市の牛乳からチーズを作って売り出すほか、廃用牛を生ハムにするなどの実証実験を行い、農産物に付加価値を加えブランド化するといったことや、ウイスキーの貯蔵庫とするなどの内容を調整しています。それらを見学できるコースも設定するなど連携を考えています。


記者:
こちらの提案内容は木内酒造(株)のほうでいつから進めることになりますか。


副市長:
7月に契約締結、8月から体育館の工事に着工する予定となっています。
クリエイター等へのレンタルオフィスについては、準備期間をおいて来年度オープンに向けて進めるというふうに伺っています。

記者:
茨城空港に近いということで、海外の方向けの観光も意識して進めているのでしょうか。


副市長:
茨城空港では、先日就航した韓国便のほか、台湾便、上海便もありますので、海外の方もたくさんいらっしゃいます。
市長の重点政策である「新まちづくり構想」として、茨城空港前に交流拠点の計画を進めています。
市内を周遊していただくという形で、旧上吉影小学校も観光ルートの1つとなれば地域活性化に繋がると考えています。


記者:
土地について、全体敷地1万8,900m2のうち5,000m2を木内酒造(株)に有償貸与との
ことですが、残りの3分の2の敷地については何か予定がありますか。


担当:
残りの3分の2の敷地については、ほぼ校庭部分となっていまして、市の方で管理し、草刈り等もあわせて行います。
木内酒造(株)の提案では、この校庭部分も活用して「ビールまつり」や、レンタルオフィスに入居するクリエイターが製作したものを販売する「クラフトマルシェ」といったイベントを、年3回行う内容となっていますので、この敷地を活用することでお客さんを呼べるよう進めていく予定です。

 

 

  • 議案:工事請負契約の締結について

記者:
旧上吉影小学校は廃校となった校舎を利活用する一方で、旧野田小学校は解体の工事請負契約を締結するということですが、こちらは跡地利活用の提案は公募したが、申し込みがなかったということでしょうか。それとも、解体した後に跡地利用が決まっているということでしょうか。

 

市長:
旧野田小学校につきましては、当初から除却という方針で進めていました。大きなスーパーや病院が近くにあったり、小川北義務教育学校のすぐ近くであったりと、地理的に住宅環境として大変よい場所となっています。
市としても移住定住を促進していますので、将来的に宅地造成等の土地に合っていると考えています。

 

記者:
住宅用として民間への売却も視野に入れているということでしょうか。

 

市長:
東関東自動車道が来年度開通するということもあり、現在、企業誘致も好調で、テクノパークに進出する企業もありますし、茨城空港周辺に移転する朝日航洋(株)というヘリコプターのメンテナンス会社等、企業の進出も進んでいますので、旧野田小学校については、とても住宅地に適していますので、そういったことも考えています。

 

  • 補正:小学校施設管理費・中学校施設管理費

記者:
小学校施設管理費3,981万4千円、中学校施設管理費920万7千円の補正について、どちらの学校のどういった事業か教えてください。

 

担当:
まず、小学校・中学校ともに計上しています実施設計委託料につきましては、国の学校施設環境改善交付金、空調設備整備臨時特例交付金を活用し、空調設備未設置の体育館等への、空調設備設置工事に係る実施設計業務を委託するものです。小学校及び義務教育学校は6校7施設と、中学校は2校の体育館1つと武道場1つについて設計を行う予定です。
また、小学校施設管理費の工事費と樹木伐採、役務費につきましては、旧キャトルセゾンの教育支援センター等改修工事の増額計上となっています。

 

  • イベント:第2回おみたま花火大会

記者:
今回は20周年を記念して、打ち上げ数を3,000発増やすということですが、販売する座席数等は前回と変わりないでしょうか。それとも増やしていますか。

 

担当:
座席数につきましては、前回から組数は変更ありませんが、1組あたりの席数を一部増やしたため、全体の席数として200席増えています。

 

記者:
販売価格に変更はありますか。

 

担当:
価格につきましては、資材等の高騰を受けて前回より上げています。
前回、1名当たり3,000円が基本でしたが、今回は、一般販売は1名当たり6,000円、市民限定販売分については1名当たり4,500円としています。

 

記者:
昨年の土浦花火大会では、雨天により順延となったが、予備日に警備員が集まらないことから開催見送りとなった経緯がありました。こちらの花火大会の警備体制はどのようになるか教えてください。

 

市長:
本市の場合は、10月4日が開催日となり、翌日を予備日としており、警備につきましても、当日・予備日ともに開催できるよう、きちんと警備の体制を整えて準備を進めています。

 

記者:
警備は警備会社に依頼していますか、それとも市の職員が対応するのですか。

 

市長:
警備会社と、市の交通安全協会の方がボランティアで手伝っていただけるということで、前回開催と同じ体制となります。

 

記者:
翌日の予備日も含めてその体制ということでしょうか。

 

市長:
その通りです。

 

記者:
前回の観客数や座席数等の、大会の規模を教えていただきたい。

 

担当:
前回の観客数は3万8,000人です。
また、販売座席につきましては、前回同様580組分をご用意してあります。
前回は2名1組での販売のみでしたが、今回は4名1組の席を100席ご用意しましたので、座席数では200席増となっています。

 

市長:
なお、前回の観客数の3万8,000人というのは、あくまでも市で掴んだ数字であります。
霞ケ浦で花火を上げていますので、行方市、石岡市、かすみがうら市等の方もかなり見ていただいたということですので、実際にはかなりの人数の観覧があったと考えています。

 

記者:
花火大会の総事業費はいくらになりますか。
また、警備体制を2日分確保されているという話がありましたが、内訳でいくらの警備費を計上しているのか教えてください。

 

担当:
総事業費につきましては、5千6百万円を当初予算計上しています。
警備の費用につきましては、現在調整中ですので、金額につきましては控えさせていただきます。

 

(2)その他市政全般に関する質疑

  • 物価高騰対策について

記者:
物価高騰対策について、市独自に考えていることはありますか。

 

市長:
物価高騰対策として、プレミアム商品券経費として2,500万円を本年度当初予算計上しています。
さらに、先日、国から物価高騰に対する補助について連絡がありましたので、こちらを利用しプレミアム部分を20%から25%に拡充できるよう協議中です。お米を中心に、あらゆる食品の価格が上がっていますので、そういった施策を考えています。

 

記者:
これは今回の補正(議案第51号)には入っていないのでしょうか。

 

市長:
現在、まだ国との協議中です。今回の議会に間に合うよう、内部で調整しているところです。

 

記者:
商品券なので束で売るのかなと思いますが、どれぐらいの数を販売しますか。

 

担当:
当初予算では、1万冊を予定していましたが、市長の説明の通り、国の補助で調整しており、昨年度の実績を勘案して1万6,000冊に増できるよう、協議していく予定です。

 

記者:
1万6,000冊で市内のほぼ全世帯に行き渡るような感じでしょうか。

 

担当者:
市内には約2万世帯がありますので、申込制になりますが、希望者には届くと考えています。


掲載日 令和7年6月16日
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